2011年入社
前職:人材サービス業界
M.Kさん
※インタビューは2023年10月に実施しました。所属とインタビュー内容は当時のものです。
2011年入社
前職:人材サービス業界
M.Kさん
※インタビューは2023年10月に実施しました。所属とインタビュー内容は当時のものです。
前職は美容業界で、エステのカウンセラー営業の仕事をしていました。転職を考えたきっかけは「土日休みが欲しい」という、とてもシンプルな理由です。エステの仕事は土日が忙しく、友人や家族とお休みが合わないことが多くて。周りの人たちがみんな土日休みだったので、自分もそういう働き方がしたいなと思ったんです。
人材サービスの業界を選んだのは「人と関わる仕事を続けたい」という気持ちがあったからです。人と話すことが好きでしたし、人と関わりながらも「世の中の役に立っている」と感じられる仕事がしたいと思っていました。人材サービスの仕事は未経験でしたが、お給料面も良くて土日も休める。そして何より、人と関わりながら社会貢献できる仕事だと感じて、応募しました。
前職での経験が直接活きているかというと、正直明確に言えるものはないかもしれません。でも、人との関わり方――言葉だけでなく態度や表情も含めたコミュニケーションは、前職で培ったものが自然と出ているのかなと思います。
入社当初は求職者担当で、産育休を経てから営業も経験しました。担当した企業の方は本当に良い方ばかりで、訪問するのが楽しかったですし、ビジネスマナーも身につけることができました。
ただ、派遣スタッフとのやり取りで苦労することもありました。何時でも連絡がきたり、どこまで対応すればいいのか分からず、仕事とプライベートの境界線が曖昧になって苦しい時期もあったんです。でも今振り返ると、その経験があったからこそ「仕事とプライベートを割り切る」大切さを学べました。
その後、SA(セールスアシスタント)として事務業務を担当するようになり、事務センターが立ち上がったタイミングで、チームリーダーに就任しました。事務センターでは「営業現場と社内、両方を見られる中立的な立場でいられる」と感じましたし、お互いの業務を理解し合えるようになったことで、業務の効率化もできました。事務センターは「最後の砦」だと感じていて、法律や契約の重要性を初めて深く理解しました。
営業を経験したからこそ、「現場感を忘れないSAでいたい」とずっと思っています。事務センターと現場では視点が違いますが、お互いが知らないから視野が狭くなってしまう。だからこそ「こういう背景があるんだよ」と理由をセットで話すことを心がけています。
そうすることで、相手も「じゃあ自分はこう動けばいいんだ」と考え方が変わりし、どちらの立場も理解しているからこそ、お互いの気持ちがわかる。「こう伝えたらこう捉えてくれるだろうな」と想像できるのは、営業を経験した強みだと思っています。
事務センターには、テレワークや時短勤務など遠隔で仕事をしているメンバーも多くいます。スムーズに業務を進めるために私が意識しているのは「細かく後追いすること」です。メッセージのやり取りやスケジュール確認、朝一でその日のタスク共有、翌朝には進捗確認をしています。グループチャットでも「これは全員やろうね」「できた人からリアクションしてね」と細かく声をかけ、同じレベル感で業務を進められるよう心がけています。
チームリーダーとして今後目指しているのは、「ルールの統一化」と「いつでもお互いをフォローできる体制づくり」です。事務センター創立当初は拠点ごとに契約書の作り方や解釈にばらつきがありましたが、約一年をかけて少しずつ統一してきました。今後は全拠点で同じやり方が浸透するようにしたいですし、女性が多い部署なので、誰が休んだり辞めたりしてもおかしくない状況だからこそ、「全員が全員の業務をフォローできるチーム」を作りたいと思っています。
クリエアナブキの一番の魅力は、入社前から変わらず「人がいい」ところです。実際に働いてみても、その印象は変わらず本当にいい職場だなと実感しています。
みんながお互いをカバーし合える環境だからこそ、みんなが必要な休暇を取得でき、産育休の取得も当たり前になっています。周りがしっかりサポートしていますし、最近では男性の育休取得もありました。私自身も産育休を取得し、復帰してからも「ゆっくりでいいよ」「4時で帰りなよ!」と声をかけてもらえました。本当に人が良すぎる職場だなと感じました。
現在、私は時短勤務(17時まで)で働いていますが、本当に助かっています。18時までだと学童のお迎えが間に合わず延長料金がかかりますし、家に帰るのも19時過ぎになってしまう。1時間短縮するだけでも全然違いますし、時短勤務でもチームリーダーとして働けているので、本当にありがたい制度だと思っています。
毎日の仕事はタスク管理をして優先順位をつけ、順位の高いものから確実に終わらせる。そうすれば「今日はここまでできたから、残りは明日でいいか」と思えます。あとは物理的に、スマホの電源を切って家に帰る!(笑) これは後輩にも伝えています。「朝は早く来なくていい。定時でPCを落として帰ろう」と。タスク管理と優先順位づけは、切り替えのためにも本当に大切だと思います。
私自身、チームリーダーになったときは、他の人と比べて事務の経験値が少ないことに不安と迷いがありました。でも今思えば、チャレンジして本当に良かったなと感じています。事務センターのメンバーをはじめ、みんながリーダーとして扱ってくれましたし、それぞれがプロフェッショナルとして動いてくれました。私には「営業現場を知っている」という強みがあって、それを活かせたことがチームにとって意味があったのかなと思います。
クリエアナブキは、活躍できる環境が整っています。「子育てしながら働く」「キャリアを諦めない」ということが、ここでは現実的に叶います。
これから一緒に働く仲間に伝えたいのは、「クリエアナブキの仕事って難しいことはない」ということです。この会社で働いている人たちは、人と話すのが好きな人、人と関わるのが好きな人が多い。そういう人たちの集まりなんです。だから、同じく人が好きという方は、きっと馴染みやすい環境だと思います。